ココユタBISCOTTIは手作りビスコッティの専門店です。

             

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【プライベートの事】
・好きなオススメの小説や映画(作者でもOK)<みっ>

子供の頃は小説や映画ってあんまり読んだり観たりしなかったんですよね。親の影響でしょうか?
本を読むのは苦手でもっぱらマンガ専門でした。そんな私が本を読むようになったのは青年海外協力隊でトンガに赴任していた時ですかねえ。隊員連絡所には図書コーナーがあって当然のことながらマンガを読み漁っていました。ほとんどのマンガを読みつくしてしまったので仕方がなく小説を読み始めたという訳です。読み始めてみたら小説はマンガよりも読むのに時間がかかったのでたっぷり楽しめたのが良かったです。ビジュアルがないから自分で想像しながら読むというのも初めての体験で新鮮でした。マンガとは違う魅力にすぐに夢中になりました。なんでもっと早く読まなかったんだろうとさえ思いました。
それ以来たくさんの小説を読んできてオススメは選ぶのが難しいのですが、
とても印象に残っている本で「ワイルドスワン(ユン・チアン)」激動期の中国に生きた女性のノンフィクションものです。読み進んでいくうちに中国という国の残虐性とそれが実話に基づいているという事実に恐ろしさを感じながらも読み止めることができずにほとんど一気に読んだことを覚えています。
なんだかHAPPYな話じゃないけど、これっておススメなのか???
それではHAPPYな話の本も、バイト先の後輩に薦められて読んだ「ハリーポッターシリーズ」
当時はまだそれほど注目されていなかったのですが、後輩があまりに熱心に薦めてくれたので読んでみたら「大ハマリ」当時シリーズ3作目までしか出ていなかったのですが、新作が出たらすぐに買って夜中まで読んでいたくらいです。映画化もされて今やみんなが知っている超有名作品ですが、本で読むのがおススメですよ。言葉の巧みさに原語で読めたらなぁ~と英語を勉強しようかと思いましたがすぐに挫折しました。

・この仕事をしていなかった何の仕事をしていたか?<のり>
やはり前職でもある栄養士をやっていたでしょうかね?なんとなく食とは離れられないような気がします。もとは病院栄養士をやっていたのだけど、病院以外にもスポーツ栄養士や、個人栄養カウンセラーとかやってみたいとは思っていました。でもそれ以上に作ることの方が好きだったから今の仕事をしているのですよね。

・子供の頃好きだったお菓子 <みっ>
特にこれといったお菓子は思い浮かびません。
母の手作りのお菓子も食べていただろうし、駄菓子屋のお菓子も大好きだったし、ケーキを買ってもらえるのは特別だったけど、これといって好きだったお菓子は思い出せません。まあ、子供の頃はお菓子には特にこだわりのない普通の子供だったという事でしょうか?

・小さい頃になりたかった職業 <もり>
記憶にあるものではコックさんですかね?女で料理の仕事は大変だ!と親に刷り込みをされて栄養士になったという訳です。

・人生の中で感謝したい出会いは? <おぐ>
一人は、私の人生を大きく変えるきっかけをくれた大学時代の恩師ですね。
ゼミの先生で当時講師で結構若手だった先生は先生というより姉貴という感じで色々面倒を見てくれました。青年海外協力隊のトンガ派遣も先生が誘ってくれたらか躊躇なく行くことを決心しました。でもまあ私が無精なので今は音信不通なんですけどね。 (* ´艸`)
もう一人は、今も友人でありビジネス関係でもあるデザイナーのあかちさん。ココユタのロゴやパッケージなど色々面倒をみてもらっています。お互いフリーランスとして世の中の事をどう考えるてどう生きていくか、そんな事を語り合ってきた親友です。何に対しても誠実で、私の事をとても理解してくれているので絶対の信頼感があります。そんな友人に出会えたという事は感謝しかありませんね。

・青年海外協力隊へ参加の動機は?その中で思い出深かった事は? <おぐ>
動機というほどのものがなくて申し訳ないのですが、大学の恩師に声をかけてもらったというのがきっかけです。動機はなんだったのだろう?若かったから?自分の可能性を試してみたかった?日本の外に興味があった?毎日同じ仕事の繰り返しにうんざりし始めていたから?漠然とした思いだけでタイミングに乗っかって飛び込んでみました。普通なら悩んで決心して試験に向けて準備をして、一度で合格できな人も多い中、思い付きのように参加して合格を頂き貴重な経験をさせて頂いたことに感謝しかありません。
赴任中の2年間の思い出は数限りなくあるのでとても話しきれませんね。その間に感じていた事はというと、自分の存在の小ささですかねえ。知らない国で言葉もあまり通じない、若くて経験もなかったから役に立てる仕事もほとんどできなかった。家族と離れた土地で暮らし、今ほどネットが発達していなかったから連絡もあまり頻繁には出来なかった。夜で空を見上げると満天の星空。
何ものとも繋がっていない自分は心細くて本当に本当に小さな存在だと感じさせられました。
だからこそ小さいなりにしっかり自分で立たなければと感じたのはこの経験があったからかなと思います。

(トンガではこのくらいきれいな星空を当たり前のように見ていました)

 

【菓子職人へ】
・帰国後お菓子作りを学ぼうと思ったきっかけは? <おぐ>
2年間の海外生活でいろいろ思うところあって、やりたいことは今やろう!という気持ちになった。
栄養士の仕事や国際ボランティアはとても興味深いしやりがいのある仕事だけど、私は純粋に食べ物を作るのが好き。その中でもお菓子を選んだのは、日常とはかけ離れているのでずっとやっていて飽きないかなぁというのと、お菓子つくりの細かい作業が自分に合っていると思ったから。

・ビスコッティとの出会いは? <れな>
お菓子学校の授業で習ったのが初めて。
地味なお菓子だったけれど素朴で美味しかったし、他の多くの焼き菓子とは作り方が違っていたのも印象的だった。その前にイタリアに旅行もしていたのだけど、その時はワインばかりに目がいってお菓子はあまり興味がなかったかも…(;^_^A

(製菓学校でイベント時の写真)

・一番好きなお菓子は何?(作る場合、食べる場) <おぐ>
何でも一番を決めるのは難しいのぉ。
好んでよく食べるお菓子はシュークリームかな。自分好みのシュー生地の焼き加減とクリームの味に出会えると嬉しい。皮はバリっとしっかりとした食感で噛むと素材の味わいがあって、クリームは卵の味が濃く固すぎず柔らかすぎないのが好みです。だからどこのシュークリームでも良い訳じゃあないのですよ。
作るのが一番好きなのはありきたりだけどマドレーヌとかフィナンシェかな。長年作り続けてきて毎回同じではなく、それでも良い感じに焼きあがればすごく嬉しくて上がる。何よりみんなに喜んでもらえるのが嬉しいですね。

(生ケーキを作っていた頃のクッキーシュークリーム)

(大木養鶏所の卵を使って炊いたカスタードクリームは昔からオレンジ色)

・お菓子を作るときに大切にしている事は何? <のり>
イメージと集中かなぁ。
毎日作っているお菓子つくりはルーティーンで「あれやって、これやって…」とか決まった注意事項があるんだけど、試作とか新しいお菓子やたまにしか作らないお菓子を作るときには、頭の中で色々なイメージを作ってそれを出来るだけ実現できるようにしっかり集中して作るって感じかな。
イメージ作りが中途半端だったり、体調が悪くて集中しきれなかったりすると良いお菓子はできないですね。

・一番最初のフレーバーは? <れな>
ビスコッティの最初のフレーバーはアーモンドです。
これはまだココユタBISCOTTIになる前、焼菓子の専門店だった頃から作っていたフレーバーです。でもこれは学校で教わったレシピがベースになっているから自分で考えた訳ではなく1番と言えるかどうか…?今の定番10種が決まるまでも色々紆余曲折ありませした。最初は定番にピーナッツが入っていたりしたんですよ。
 
(ビスコッティ専門店に変えて初めて出店したイベントにて、最初は1本売りだったのですよ)

 

【経営者として】
・自分で開業して嬉しかった事、辛かった事<のり>
嬉しかった事は、ちっぽけな存在の自分が作ったお菓子を喜んで食べていただけてる声をもらった時。孤軍奮闘しているつもりが思わぬ所でスタッフに支えられた時。
辛かった事は、体調を崩して日々の業務もままならず、満足できるクオリティを保てているか不安で「辞めようか、いや辞めたら迷惑がかかるなぁ… 」と日々葛藤していた時。

・ビスコッティを専門にしたのはなぜ? <おぐ>
2005年に焼菓子専門店として『焼菓子工房LISA』を開業したのですが、開業して3年目の2008年にはバター不足の影響でバターの仕入れが厳しくなってしまいました。
当時ほとんどの商品にバターを使っていたのでもう大打撃!毎日バターを求めて奔走する日々でした。
当時の商品で唯一バターを使っていなかったのが「ビスコッティ」でした。今後同じようにバター不足があった時、仕入れに困窮するのは嫌だ!と思ってバターを使わない「ビスコッティ」を専門にした店をやる事できないだろうかと考えました。学校で習っていた時にはこの地味~なお菓子をメインにお店をするなんては想像もしていませんでした。でもよくよく考えて「ビスコッティ」には色々な可能性があるのではないか?と思いきってビスコッティ専門店『ココユタBISCOTTI』というブランドで再スタートしました。

・人を観る時どこを重視しますか? <おぐ>
初対面、あるいは知り合って間もない時は、話をしていてこちらと交流する意思があるか?という反応を観てるかな?声をかけたことにどんな感じで返してくれるかで、言葉を理解する能力とか、自分の考えを伝える能力とか、ひとに好意を伝える能力とか、まあ、私を受け入れてくれるかな?というのを観ているのかな?

・焼菓子工房LISAをこれからどんなお店にしていきたいか? <のり><おぐ><れな>
一人で始めた本当に小さなお店でした。
今もまあ小さいのですが、スタッフの助けがあって今では自分だけでは抱えきれない大きさになってきています。この先は私の想いを軸に私の手を離れて、スタッフそれぞれがお店を作りに関わっていけるような、そしてお客様と一緒に成長していけるような、そんなお店になるとよいなと思っています。

【おまけ】
・今からやりたい仕事 <もり>
出来ればですが…
今の『ココユタBISCOTTI』は私がいなくても日々まわっていくようになったら、私は違う事にチャレンジしていければ楽しいだろうなと考えることがたまにあります。
田舎に半移住して、パンと総菜のお店をしたいなぁ~、夜はそれをつまみに親しい人と飲みながら過ごす。とか…
学生の運動部の寮母さんをやって、学生の栄養管理しながら推し作って応援しまくる。とか…
まあ今のところは夢ですね。

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