『ちょこび』苦労話
冬季限定販売の『ちょこび』
3月末までの販売なのでまもなく終了ですね。
この『ちょこび』食べるのは美味しくてHAPPYなのですが、作るのはけっこう手間がかかって大変なのです。
チョコレートの加工には必須のテンパリング。
要はチョコレートを温度調整をして固める作業なのですが、この技術簡単なようですっごく難しい。
この『ちょこび』を作り始めてから何年もこのテンパリング作業をしているけれど未だに失敗をしてしまう事があります。
特に難しいのが、ビターチョコレート。
カカオ分が高いので温度調整は本当に繊細な調整が必要、固まるか固まらないかの微妙な温度での作業は毎回緊張MAXです。
ビターチョコレートは他のミルクやホワイトチョコレートよりも温度調整後の粘度が強いのでビスコッティに絡めるときも超むずかしい。
同じチョコレートの量でも同じように全体に絡めるのは難しく、ビターのちょこびだけチョコが絡めきれずに地肌が見えているのもたくさんあります。
あ、でもチョコレートの量は同じなんですよ。というかむしろ少しだけ多めにチョコレートを使っています。
ビターちょこび(地肌が所々見えちゃってる(´;ω;`)ウゥゥ)
ホワイトちょこび、ミルクちょこび(うっすら満遍なくチョコがかかっています(^▽^)/)
昔の日記を見返していて、最初に商品化した頃の『ちょこび』を見つけました。
な、なんと!最初の頃は一粒ずつ手作業でチョコレートを塗っていたんです。今の『ちょこび』よりも2倍の大きさで半分にチョコレートをかけてポッキーみたいな感じだったんですねぇ~。
この頃は量をたくさん作るのが大変だった…
今の『ちょこび』の形になってからはある程度の量をまとめてチョコ掛けするようになったからだいぶ楽になりました。(^▽^)/
とは言え、チョコレートの作業は難しい技術です。
皆さんに喜んでもらえるようにいつも美味しい『ちょこび』を作れるように頑張ります!