プレミアムな素材をベネズエラから
去年の秋に知り合いから紹介してもらったがきっかけで知ったベネズエラ産カカオ豆。
そのカカオの美味しさに魅了されて作ったビスコッティが『プレミアムカカオビスコッティ』です。
こんなに美味しいカカオ豆がとれるベネズエラってどんな国???
素朴な疑問が湧いて色々調べてみました。
ベネズエラは南米北部の沿岸に沿った位置にある国。
ざっくり言うとブラジルのお隣りですね。
以下ネット記事から抜粋 ↓↓↓
歴史あるベネズエラのカカオ生産
実はベネズエラのカカオ生産の歴史は古い。スペイン統治下の17世紀初頭からカカオの輸出が始まった。
ベネズエラを代表するカカオの品種は、メソアメリカ(メキシコおよび中央アメリカ北西部)由来の「クリオロ種」です。苦味の少ないマイルドな味わいとフルーティーな香りが特徴で、古くから上質のカカオとして珍重されるしました。
現在、世界のカカオ生産量の80%を栽培の容易な「フォラステロ種」が、クリオロ種は5%と言われています。クリオロ種は気象条件の変化や病害虫に弱く、実数も少ないためです。た、クリオロ種を名乗っていても、「トリニタリオ種」(クリオロ種とフォラステロ種の交配種)と交雑した苗木も大切ずあり、純粋なクリオロ種は全体の1%未満という希少品となっています。
ベネズエラは「カカオの起源」「カカオの聖地」とも言われている地域で昔から丁寧にカカオの木を育て続けている地域がいくつもあります。
「パタネモ村産カカオは、希少なクリオロ種というだけではなく、現地のカカオ農民が代々受け継いできた手法で、丁寧に育て、発酵させた高品質のカカオです。(←今回入手したカカオです)
このカカオを入手してビスコッティに使うようなったのですが、同じ会社で扱っているコーヒーも気になって取り寄せてみました。
ベネズエラのコーヒーも特別なものでカカオ同様プレミアムと言っていい素材でした。
以下ネット記事から抜粋 ↓↓↓
ベネズエラのコーヒー豆事情
西にはコロンビア、南にはブラジルというコーヒー大国二つと隣接してベネズエラのコーヒー産業は盛んでした。
もともとはコロンビアに匹敵するほどの、コーヒー豆の生産量を誇っていたベネズエラ。
ですが今では、国内でもコーヒー豆の生産自体が重要視されなくなり、縮小の一途をたどっています。
そして現在では、ベネズエラ産のコーヒー豆の輸出は激減している状態です。
ベネズエラのコーヒー豆は、全体として酸味が少なく甘みがあるのが特徴です。
コクがあり、独特な苦みと適度な香りも楽しめ、どちらかというと繊細さを感じさせるコーヒー豆となっています。
なかなか出会うことのない希少なベネズエラのコーヒー豆。日本で販売されているものを見つけるのは、至難の業かもしれません。
このベネズエラ産のコーヒー豆を使ってプレミアムなビスコッティを作りました。
コーヒーの味わいはヘーゼルナッツの香ばしさとよく合うんです。
今回はベネズエラのコーヒー豆と生地にもコーヒー風味をつけるためインスタントの粉末コーヒーを少し、ローストしたヘーゼルナッツとホワイトチョコ、まるでヘーゼルナッツラテを飲んでいる様なビスコッティを作りました。
コーヒーの風味が抜群なのもさることながらヘーゼルナッツとホワイトチョコとのバランスの良さ、一緒に食べた時の相性がバッチリで自信作です。
今回ベネズエラ産の素材をカカオとコーヒー豆を取り寄せてビスコッティの材料として使ったのですが、本当に貴重で価値のある美味しい材料を使ってのお菓子作りはとてもテンションが上がりましたし、出来上がったものに満足感もありますし、たくさんの方に食べてほしい思いも溢れてきます。
貴重で質の良い材料は、当然ながら価格も高いので材料に選ぶことは簡単ではありませんが、生産者の方の苦労や想いを伝える事が出来たり、お客様へよりクオリティの高い味を提供できる機会になるのなら今後も挑戦していきたいと思っています。
今回のベネズエラ産のプレミアムな材料を使ったビスコッティ2種はこちらから↓
3月末までの販売を予定しております。
贈り物にもおススメですよ。