初めての挑戦は
先月のお話です。
2年前に購入したぶどう(ピノ・ノワール)の苗が今年はけっこう実を付けました。
これは食べるためというよりも実がなったらワインを仕込んでみたいな~という思いで購入したものなのですが、まさか2年目でこんなに実るとは思ってもいませんでした。
初めて食べるピノ・ノワール。
ワイン用のぶどうって生で食べておいしいのかな?と疑問でしたが、食べてみると「美味しい!」甘くてすごく凝縮した味でした。
別に本格的にワインを作りたいという訳ではなく、自家栽培のぶどうで自分でワインを作るという事にワクワクだったので作り方はネットで調べてごくシンプルな作り方を選択。
洗っていないぶどうを房から外して手で揉んで潰して果汁を出し、煮沸した瓶に詰めて自然発酵させる。
実家のキッチンで母が毎日ゆすり混ぜながら管理していましたが…
2週後くらいから瓶の中が何やら不穏な感じ。
カビ???
表面にある白っぽいものを取り除き消毒をしてリセット、更に置いていたら…
更に1週間後程だったでしょうか?瓶を開けると猛烈な悪臭が…(;´Д`)
母がぶどう液の存在を忘れていて、気が付いた時には液体全部が腐敗していました。Σ(゚д゚lll)ガーン
そこまで行くと救出できるような状態ではなく、仕方なく全部捨てることになりました。
失敗した原因を考えてみました。
瓶の中に雑菌が入ってしまったか?保管している温度が高かったか?
やはり家庭で作るのは環境が難しいんだな。
あああ、ぶどう自体は美味しかったのに、全部ダメになってしまってもったいなかったなぁ~。
こんな事なら生で食べればよかったな~。
なんてちょっと思ってしまいますが、初めての事には失敗はつきもの。
完全なる失敗、この経験も今後何かの役に立つかなぁ。
来年はもっとたくさんのぶどうが実ったらいいな~。
そんな淡い期待を抱えつつ、ぶどうをはじめ色々な果実を育てています。