夏休みの思い出

【夏休みの思い出】
今年も夏休みをたっぷり頂いてリフレッシュしてきました。
ありがとうございます。
いつもずっと工房に籠もって仕事をしているので、長期の休みがあれば必ず遠方に出かけることにしています。
今年は暑さが苦手な私としては避暑した~いという事で長野へ行ってきました。
飲食関係の仕事しているのでこだわりがあるという訳ではありませんが、
やはり旅のテーマは『食』です。
というかただの『食いしん坊』?
いっぱいおいしいものを食べてきましたよ。
まずは軽井沢に立ち寄って、街歩き&食材買い出し。
菓子屋でありながら甘いものよりもお酒の方が大好きなので、必然的にお酒のおつまみばかり…
ハム・ソーセージのお店には何回も立ち寄ってしまいました。
車だったのでビールが飲めないのが残念!
その代りドイツのおいしいノンアルコールビールに出会えました。
ハム・ソーセージの他にも、果物や惣菜、パンなどを購入して、宿泊地の小諸へレッツゴー。
個人的には観光客でにぎわっている軽井沢よりも、のんびりゆったりしている小諸の方が気に入りました。
山々に囲まれた広がりのある台地で、1日の中で景色が色々な表情を見せてくれる。
いくら見ていても見飽きることがないですね。
昆虫や動物たちとの触れ合いも満天でした。
宿のお庭には小っちゃいカエルがいっぱい、歩くと踏んじゃうくらい!(ピンボケですいません)
草原にはヤギが似合うね、人が近づいても我関せずで草を食べていました。
今回宿泊したのは、「茶房 読書の森」さんのストローベイルハウス。
ストローベイルハウスは、藁を束ねたものを積み上げて泥で壁をぬった小屋なんです。
小屋に泊まるのは初めてだったのですが、なかなか面白い体験でした。
敷地内には他にも面白い建物がたくさん。
ちょっと変わった旅行がしたい方にオススメです。
宿のオーナー夫妻の紹介で、小諸周辺のちょっと偏屈で素敵な人を訪ねてまわりました。
こちら小諸の温泉旅館なんですが、ご主人がワインを作っているという事で強烈に魅かれて尋ねました。
とても魅力的で素敵な宿でした。
訪ねた時にはご主人には会えなかったのですが、スタッフの方にぶどう畑の場所を教えてもらって、翌日畑を訪ねてみたら偶然にもご主人に会う事が出来ました。
宿のラウンジでコーヒーを頂きました。
眺めもコーヒーもサービスもとっても素晴らしかった。
宿ではご主人に会えず…飾ってあったぶどうとワインを撮ってみた。
シャルドネのぶどう畑で、いい感じに実っています。
ぶどう畑の向こうには贅沢な風景が広がっていました。
ここでワインランチとかした~い。
こちらは佐久の辺鄙な場所にあるちょっとこだわりのお蕎麦屋さん。
お店が建っている場所は何もない所。
なにも無くって素晴らしい!
こんな場所でぼや~んと時間を過ごせたら最高の贅沢だ!
肝心のお蕎麦も本当においしかった。
手打ちのお蕎麦自体もとってもおいしかったのですが、お蕎麦に合わせた創作料理がまた絶品でした。
ちょっとお昼に軽くそばを食べるという感じではなく、ガッツリコースで食事を楽しむって感じで行った方が良いかもしれませんね。
お店の窓からの風景。
これだけで癒されちゃいます。
創作料理のそばリゾット
蕎麦のイメージが吹き飛んでしまうおいしさ。洋風の蕎麦もいいね。
肝心のそばの写真は撮り忘れました。
食べ始めたら食べる以外の事はどうでもよくなってしまうタチなので…(笑)
お蕎麦を食べることは今回の旅の目的でもあったので結構頑張って食べましたよ。
初日の軽井沢で1軒と、小諸で3軒、合計4軒ものお蕎麦屋さんを楽しむことが出来ました。
蕎麦好きなので基本はざるです。
辛み大根汁に信州みそを溶いたのを付けダレにして食べる「おしぼり」
いや、この食べたかは初めてじゃ!すごく好みの味だったわ~。
いずれのお店も個性があって皆それぞれおいしかった。
ああ、また食べに行きたいなぁ。
食べてばかりだとお腹が大変な事になってしまうので、おいしくご飯を食べるために歩くのも頑張りました。
小諸は江戸時代初頭の城下町の趣がまだ残されている素敵な街です。
観光向けに整備されている所もあるのですが、街全体がそのまま住んでいる人の暮らしになじんでいて、
ただ路を歩いているだけでなんか楽しかった。
街からちょっと離れた場所にある布引観音という場所にも行きました。
こちらは断崖絶壁に建てられた観音堂。
色々な言い伝えのある由緒正しきお堂なのですが、その内容よりもたどり着くのに長くて急な階段を登らなければならないという事の方が忘れられない!
でも頑張って登り切ったお堂からの眺めはなかなかのものでしたよ。
断崖絶壁に建っているので、真下を見たらお尻むずむずものでしたけどね…。
台風の影響もあって、大雨に降られたり、霧に飲み込まれたり、山にはいつも雲がかかっていたりだったけど、
長野を出る前には素晴らしい青空を見せてくれました。
スケジュールパンパンの慌ただしい旅だったけれど、とても良い思い出になりました。
さぁ、仕事モードに切り替えてバリバリ働くぞ!