小麦粉を作ってパンを焼く
麦の選別を始めてある程度の麦がたまったので、
「試しに粉にしてパンを焼いてみてよ!」
と母にお願いされた。
なんでも、麦の選別作業が大変なので、頑張るモチベーションのためにおいしいパンが出来上がるイメージが欲しいのだそうな。
確かに頑張るためには何かモチベーションが必要だ。
とりあえず選別がすんだ小麦を持っている粉砕機にかけて小麦粉を作ってみた。
小麦の粒を粉砕するのは初めての事なので、どのくらい機械にかけたら良いものか?篩ったらちゃんと白い小麦粉が取れるのか?
期待半分、不安半分、とにかく機械にかけてみた。
結果、白い小麦粉は取れなかった。
皮の茶色の部分が多くて、目の細かい篩で篩っても粉は白くなくて薄茶色。
いわゆる全粒粉ですね、それもふすまが多めの。
今回はこれ以上白い小麦粉はとれなそうなので、この全粒粉でパンを焼いてみました。
天然酵母を使って低温長時間発酵で仕込みました。
う~ん、小麦粉が固くて強すぎる?
ある程度は膨らんでパンとして何とか焼きあがりました。
味と香りは小麦感満点で美味しかったのですが、挽きがうまく出来ていないせいでしょうか?ちょっとざらついてぼそぼそした食感?ふすまの割合が多いのも原因でしょうか?
でも味は良いのでバターをのせて美味しく頂きました。
うん、課題は製粉のための粉砕をどうするかですね…