気分次第のリース作り

【気分次第のリース作り】
先週のお休みに工房の庭掃除をしたついでの勢いで衝動的にリースを作っちゃいました!
毎年秋になると工房の外壁に飾るリースを作るのですが、
お客様がたくさんいらっしゃる様な店ではないので見栄えの程はさほど気にせず作りたいから作るといった感じ。
出来上がりの程度も毎年かなり差があって、気合いを入れて作る年とそうでもない年では雲泥の差が…
それでもいつも心がけているのが、あるものを使って工夫して自然な感じに作る事。
わざわざ材料を買ってきて豪勢なものを作るというのが性に合わないんですよね。
材料は庭や畑、近所の林、郊外の山間部などに出かけた時に使えそうなものを少しずつ集めておきます。
集める材料は飾りとしてアクセントになるような色のついた実や形の変わった実は葉っぱ。
この集めるという作業を早いうちから豆にしなかった年は残念なリースになったりしています。(汗)
今年のリースの土台は、工房の隣の実家の壁に絡みつくように生えてるアケビの蔓。
かなり強烈に絡みついているのを全部刈り取ったら結構な量になりました。
これを輪っかに巻き巻き。
アケビの蔓は丈夫なのでちょっと折れ曲がっても切れることなくいい感じに土台が出来上がりました。
まだ生なので葉っぱも残ってて、このままでもリースとしていい感じかも。
なぁ~んて、枯れたら葉っぱなしの残念リースになってしまうので、ちゃんと飾りを付けますよ。
今年は赤い実が2種類。
「カラスウリ」と「琉球スズメウリ」
カラスとスズメの共演ですね。
両方とも蔓状なのでざっくり配置してアケビの蔓で巻き込みます。
そして郊外の山の直売所で購入した「ひえとあわ」
実りって感じがして秋のリースにピッタリ!
こちらは巻きつけるのは難しかったのでリース上部にたらすように括り付けました。
いずれの飾りも紐や針金などは一切使わず蔓で巻き込んだだけなんです。
けっこうしっかりしてるでしょ。
自然素材のリースなので、日に晒されて時間が経ったら枯れて汚くなってしまいます。
いつか枯れてしまうので、今このきれいさを楽しむのも味わい深いですよね。
枯れてしまっても大丈夫。飾りをはずしてベースだけにして千両やら南天やら挿せばお正月用のお飾り早変わり。
2度楽しめちゃいますね。