レーズンの下準備
ビスコッティの生地を仕込む前に具材となる食品は業者さんから仕入れているのですが、
そのままでは使わずビスコッティに合うようには々手を加えていたりします。
材料それぞれ色々あるのですが、今日はレーズンのお話。
私もビスコッティを作るようになるまで気が付かなかったのですが、市販されているレーズンには枝が付いている事があります。
特に今使っているレーズンがオーガニックだからという事もあるのかもしれませんが、かなりの確率でレーズンにヘタだったり枝だったり、ゴミだったりが付いてきているんですよ。
最初の頃は本当に気が付かなかったんですけど、事あるごとに目についたので気になってしまい、そのまま具材に入れるのが心配になってしまいました。
今では仕入れたレーズンは全て必ずヘタ取りの作業を行ってから仕込んでいます。
ヘタ取りの作業をやってくれているスタッフが、
「やった~、今日はたくさん長い枝を見つけた!」
「お客様のビスコッティに枝が入らなくて良かった!」
と、まるで枝取りの作業の成果を勲章のように自慢げに話してくれます。
お客さまには見えない事ですが、こんな所でも頑張って作業をしています。
皆さま市販のレーズンを食べるときにヘタや枝が付いているのを見かけたら、この話を思い出してくださいね。