食べものだけじゃないんです!
常に草ボーボーの工房の庭。
なかなか手入れをしてあげられていません。
いつ誰が来ても恥ずかしくないようなオシャレな庭にしたいなぁ~
と思いつつも、見た目よりも実用性を優先した庭なのでハーブやら果樹やら野菜やらで食べるものだらけの庭です。
しかもいつも草ボーボー。
基本食べられるものが中心の庭なのですが、
「痒み止めや虫刺されに【どくだみ】がいいらしいよ~」
という話を聞いて、
おおお、工房の裏庭(通路?)にはどくだみがいっぱいあるではないかーーー!
今年の夏の虫刺され痒み対策は【どくだみ】で決定!!!
【どくだみ】は、
『十薬』『重薬』(じゅうやく)とも呼ばれ、『十種の薬の能ありて十薬となす』とあるくらい、いろいろな効能があって、
腫れ物や吹き出物、膿、虫刺され、痔、排尿痛、排尿困難などに良いとされてるそうです。
また、ドクダミの独特の強い匂いの成分は、非常に強い抗菌作用を持っていて
傷口や虫刺されには生の葉をもんでつけると良いらしいですよ。
とは言え、生のどくだみの葉をもんでつけるのは、ちょっと抵抗ありですよね。
匂いがすごいし…
ネットで色々調べたら、アルコールで成分を抽出した【どくだみチンキ】なるモノが簡単に作れるらしい。
早速【どくだみチンキ】を作ってみよう!となりました。
裏庭に生えている【どくだみ】
草むしりするたびに強烈なにおいを発するので、どちらかというとあまりありがたい草ではなかったのですが…
強烈なにおいがするどくだみですが、花の方はそれほど匂いがきつくないようです。
葉っぱと同じ成分が含まれているので、花でも同じ効果があるそうです。
作り方は超簡単。
どくだみを摘んで、汚れや水分を落として、煮沸消毒をした瓶にアルコールと一緒に漬け込むだけ!
1週間くらい漬け込んだら使えるそうですが、1ヶ月くらい寝かせると液体が茶色くなって、効果も強くなるそうです。
どくだみの草はいっぱい生えていても、花はそれほどたくさんは咲いてなかった。
結構貴重品なのか?
アルコールはシンプルにホワイトリカーを使いました。
花は少量しか摘めなかったので葉っぱでも漬け込みをしてみます。
たっぷり仕込んだ葉っぱの方は心置きなく使えるので虫よけ用。
花の方は貴重なので痒み止め用。
まだ出来上がってもいないけど、なんだか夏になるのが楽しみになってきた。
【どくだみ】だけではなく、ハーブ類はけっこう虫よけとして効果があるものが多いみたい。
手間のかかるモノは面倒なのでやらないけど、伸び放題のユーカリはバッサバッサ切って、
窓辺や玄関などに吊るしてみたりしています。
効果のほどはよく分かりませんが、グリーンが身近にある生活は気持ちがいいですね。
工房の庭の草花は食べるだけじゃないんです!
これからも色々自然の知恵を生かして色々なものに活用できると良いな。
自宅の窓辺のユーカリ。
本当に飾りもなにもなく、ただ吊るしているだけなんですけどね…
ちゃんとスワッグにしておしゃれに飾るのが目標ですが、面倒くさがりの性分なのでなかなかできません。