梅雨はどこへ行った?(梅雨休みの報告)

6月15日から1週間梅雨休みを頂きました。
数年前からこの時期に梅雨休みと称して長期のお休みを頂いているのですが…
どうした事か!梅雨とは思えないほどの晴天の日が続いていました。
もともと梅雨休みを取るようになったのは湿気に弱いビスコッティを焼くのが大変なこの時期はお休みしよう!という事だったのに、雨が降らないのなら休まなくても良いのでは???
来年からはお休みをいただく時期を考え直さないといけないかな?
さておき、梅雨休みを頂いて今年は石川県能登半島へ旅行へ行ってきました。
まずは金沢から。
金沢駅といえば鼓門。やはり何度来ても壮観です。
東山でカフェを営む友人の元へ
町家をカフェにしたお店で何とも素敵な和の佇まい。今回は時間がなかったのであいさつ程度の訪問でしたが1日中ゆったりと過ごしたいくらい素敵な空間です。
夜はビジネスの会合に出席してビスコッティを広める活動をしました。
2日目、金沢を離れる前に、ビジネス仲間のやっている無人スイーツの販売所を訪ねました。
冷凍ケースにカワイイスイーツがたくさん!本当に目移りしちゃいます。
その日はすっごく暑かったので私も葛アイスバーを頂きました。
常温コーナーにココユタのビスコッティも置いてもらえないかと相談してきました。
さて、ここからがメインの能登半島です。
今回は金沢から半島を西回りでぐるっと回ってきました。
まずは、千里浜なぎさのドライブウェイ
お天気も良くビーチのドライブは最高でした。
砂の像を作っていて、その精巧さに驚き!炎天下で黙々と像を削っている姿に脱帽でした。作品も作業も素晴らしい!
千里浜で食べたカキフライ定食は大粒の能登がきがてんこ盛り、大満足のランチでした。
途中休憩、志賀町の世界一長いベンチ。
確かにベンチは長かった。けれど他に何もない…日よけもなく暑かったので即出発。
奥能登に入ってくると修復中の道路がたくさんあって思うように進めませんでした。
迂回路だったり、工事中で片側通行だったり、道にデコボコがあってあまりスピードが出せなかったり…
やはり災害の爪痕はまだ沢山ありました。
時間も押していたので輪島は市街地をそのまま通過。
棚田の景色で有名な、白米千枚田に立ち寄りました。今回見たかった景色のひとつです。
災害で壊れてしまった田んぼの畔はまだ修復途中、それでも部分的に田植えがしてありました。
2日目の宿は能登半島先端の禄剛埼の灯台の麓。
漁師宿だったのですが、家庭的だけど料理がとても美味しい宿でした。
翌朝は朝日を拝むため早起きしました。なんと!4時起き!
おかげで素晴らしい日の出と朝焼けを堪能する事が出来ました。
さて3日目。
東側海岸線に沿ってドライブ。珠洲市の道路の破損や変形はまだまだ本当に酷いです。
九十九湾で景色を眺め、能登町の酒造を訪ねました。
能登はけっこう日本酒が作られているそうなのですが、今訪ねていける酒造は本当に限られているようです。でもやっている所があってよかった。
もちろん家で飲むお酒を購入しました。
そしてワイナリーにも行きました。
小高い丘の上にあるワイン用のブドウ畑、海辺とは違う風が吹いていて、見ているだけで清々しい気持ちになります。
あ~ここでワインを飲みながらおつまみを頂いて木陰で昼寝でも出来たら最高だな~!
もちろんワインを家用に数本購入しました。
その後ランチをするお店を探して車でウロウロ、ネットで見つけて行ってみるもどこも臨時休業の看板(´;ω;`)ウゥゥ
元々お店も少ないのでしょうけど、災害があってその数はさらに減ってしまったのでしょうね。
そんなこんなで、この日はランチを食べそびれてしまいました。
今回の旅のお目当てのひとつ和倉温泉総湯に行ってきました。
本当は和倉温泉に宿を取りたかったのだけど、まだ再開出来ていない宿も多くて…その代わり総湯に立ち寄っていこうとなった訳です。
建物が素晴らしい!お湯も良かった。
とても良い施設なのでこれからたくさんの人に来てもらえると良いな。
3日目の宿は氷見です
実は氷見でお寿司を食べるのを楽しみにしていたのですが、その日は水曜日で市場がお休み、という事は個人のお寿司屋さんは軒並み休業。
仕方なく回転寿司で夕飯を食べました。(´;ω;`)ウゥゥ(回転寿司でも美味しかったけどね、こじんまりした個人店で食べたかったのよ~)
さて、旅もいよいよ終わりが近づいて、お土産を買って帰るのみ。
帰ったら夕飯に能登の日本酒を飲みたいのでお土産は天然岩ガキです。
帰り途中、岐阜との県境の道の駅で休憩、鮎の塩焼きが売っていたので頂きました。
旬の味最高!
駆け足で回ってきた能登旅行、今回は毎日相当な距離の移動で大変な旅行でしたが事故もなく無事に家まで帰ってこられました。
能登半島は被災地という事もあってまだまだ普通には観光できません。
観光地としての場所の整備もそうですが、人手がなくてお土産などの品も足りてないようでした。
少しでも支援したいという想いもあって行ったのですが、食事をする所やお土産を買う所もかなり限られていて思ったようにお金を落としていく事が出来ませんでした。
今回の私の旅の一番の買い物スポットは最初に訪れた千里浜だったようです。その時は他にもあるだろうと思って買わなかったのにその後は全くなかった(;^_^A
和倉温泉総湯の物販コーナーにちょっとだけ置いてあったかきもちが白米千枚田という表示だったのでこれが最後かも!と買ってみた。
誰にあげるお土産という訳ではなかったので、自宅用に。
食べてみると「ん?なんだこの味?甘い?」
私のおかきのイメージは塩味サクサクだったのですが、これ甘いんです。
ちょっと受け入れられないような甘さ。原材料を見てみると砂糖が入ってる。
西の方はかきもちを甘くするという風習があるのとか…本当か?
甘いおかきは自分好みの味ではないのですが、せっかくの能登みやげ、家族やスタッフといっしょに楽しみたいと思います。
帰ってきてから通販など色々検索したのですが、どこも売り切れが多くて買い物できません。
だから能登の物を見かけて気になるなと思ったらその場ですぐ購入する事をオススメします。
最後に、5月にサニーデイズさんの店頭でやらせていただいたフリーマーケットは能登半島復興支援にとさせて頂いておりました。
その際の売上に端数を私からの寄付として足して20,000円、寄付をする先を探す旅でもありました。
しかし実際は現地を走る事で精一杯、人と話したり調査をするような時間はとれませんでした。
なので旅から帰ってきてからネットで支援先を探しました。
今回宿泊もさせて頂いた能登の一番奥の珠洲市に寄付をさせて頂きました。
ほんのわずかですが、何かに役立ててもらう事が出来れば幸いです。
災害が起こって支援を考えるときにいつも考えます。
大きな金銭的支援はできないし、労働力も提供できない、そんな自分に出来る事はなんだろう?
そこの土地のことを長く気にかけていく事かなと思っています。
そのために直接出向いて自分の足で歩くという事をしています。
人から聞いた話やネットやテレビで見聞きした事ではなく自分で選んで感じたことだから長く気にかけ続けることが出来ると思っています。
今回の旅はそのひとつ、きっといつまでも忘れない旅になったでしょう。