なぜパッションフルーツ?
梅雨明けしたのか?してないのか?
今までず~っとジメジメお天気だったのから一転、暑い日が続いていますね。
今年、梅雨明けを待って、夏向けに用意した新商品
ビスコッティ屋さんで、
なぜヨーグルトムース?
なぜパッションフルーツ?
と、思われた方もいるのでは?
いやいや、誰もそんな事思っていないのでは?
そんな皆様の思いはともあれ、
この『Passionココグルトムース』が出来たいきさつをちょこっとお話させていただきます。
正直言って、
ヨーグルトのムースが好きだー!とか、
パッションフルーツが大好きだー!という事は一切ありません。
夏のフルーツが色々ある中でパッションフルーツを選ぶ理由はそうないですよね。
実際に今回撮影用にパッションフルーツを買い求めるために何軒のお店をまわったか…
そのくらい一般的でないパッションフルーツ。
んなレアなパッションフルーツが主役のデザートを作る事になった理由は・・・
数年前に母が友達からパッションフルーツの苗をもらってきました。
実のなる植物が大好きな我が家では、収穫の喜びを求めてせっせとお世話をしました。
その甲斐あって、なんと!パッションフルーツが大豊作!
そのまま食べても適度な酸味で美味しい!
炭酸で割ってジュースにしても美味しい!
でも、食べても食べてもなくならない。
そんなにたくさんあっても食べきれないよーーー!
という事で、パッションフルーツを加工する事にしました。
パッションフルーツのソースを作ってみたはいいけど、何にかけて食べる?
アイス、ヨーグルト、かき氷・・・どれも美味しい。
けれど、あえてパッションフルーツソースを選ぶほどではないかも。
それにパッションフルーツは種があって、その食感がちょっと気になるのだ。
(果肉がぎっしりのパッションフルーツ。最初の頃はアガベシロップで作っていました。)
お、この種のバリバリとした食感!
ビスコッティに似てる?(いや実際はそんなに似てないかも…)
食感の似ているビスコッティと一緒ならパッションフルーツの種も美味しく食べられるのでは!
ビスコッティの具として入れるにはパッションフルーツソースは水分が多すぎる。
ビスコッティにそのままソースをかけて食べるのでは味が直接的過ぎる。
何かパッションフルーツの味を引き立たせるクッションのような存在はないか…
今まで試した中でよい組合せだったヨーグルト。
このヨーグルトを使ってパッションフルーツとビスコッティをマッチさせる、
そんなデザートを作ってみよう!
相性が良いのは分かっていつつも、クッション役のヨーグルトムースを程よく作るのは結構難しかった。
あくまで主役はパッションフルーツ味、そしてビスコッティの食感を壊さない口当たりのムース。
何度も何度も試作をして微妙な配合を変えつつやっと完成したものです。
『passhionココグルトムース』とは、
パッションフルーツソース + ココナッツビスコッティ + ヨーグルトムース
この3つを程よい加減で組み合わせた、リサのスペシャルデザートなのです。
今年のパッションフルーツは、まだ成長が遅くて花も咲いていません。
今年もたくさんの実がなれば来年も『passhionココグルトムース』を販売できるのに、
来年はどうなるか今のところ分かりません。
なので今年のうちに是非『passhionココグルトムース』を食べてみてほしいです。