辛いの?辛くないの?
少し前に作った「ハバネロビスコッティ」
香ばしビスコッティセットとして只今販売してます。
辛いお菓子はどうかなぁ~と心配だったけど、思ってた以上の反応です。
辛い物には人を引き付ける何かがあるのですかね。
ハバネロと聞くと激辛なのでは?と思うかもしれませんが、
今販売しているものはそれほど辛いものではありません。
唐辛子の辛みがピリリと効いて甘い生地と相まって旨辛な感じです。
でも辛いもの好きさんにはかなり物足りない辛さのようで、
「もっと辛いのも作ってほしいー!」
と、リクエストされちゃいました。
そこで辛いビスコッティを作るべく試作に励みました。
通常のレシピを考案するときは具材の組合せや味の強さなどをあらかじめ頭の中で考えて配合を考えるのですが、
今回のはちょっと勝手が違う。
どのくらいハバネロを入れたらどのくらい辛くなるのか!
なのでとにかく少しずつハバネロの量を増やして、焼いて、味見して!
を繰り返して辛さの加減を調整していきました。
ベースとなるハバネロはオイル漬けにしたものなのですが、
結構な量を入れてもそれほど辛くはならなかったんですよ。
オイル漬けをたくさん入れると生地がオイルでベタベタになっちゃうし…
だから仕方なく、大量に入れられるように乾燥させてパウダーにしました。
これならたくさん入れても生地の仕上がりに支障がでないで大丈夫。
一気に辛みをたくさんつけられるようになって
辛いもの好きさん用ハバネロビスコッティが完成しました。
ハバネロオイル漬け
乾燥ハバネロ
粉末ハバネロ
オイル漬けハバネロと粉末ハバネロが生地に入りました。生地はオレンジ色です。
「辛いもの好きさん用」とは言え、ベースは甘いビスコッティを
激辛レベルまで辛くするのにはやや抵抗があったので、
辛さの程は「辛々」です。
1本食べたら普通の人は次に手が出ないくらいの辛さです。
それに対して普通のハバネロビスコッティの辛さは「旨辛」です。
これは1本食べたら旨みの効いた辛さが後を引いて次々食べたくなっちゃう辛さです。
試作の過程でそれほど辛くないのも出来ちゃいました。
食べたら後味にちょっとだけピリッと辛みを感じるくらい。
それではさすがにハバネロの名前を付けるのがはばかられたので却下になりました。
でもそれなりに美味しかったから、辛さマイルドな試食品として皆様に食べてもらう事にしました。
という感じで、
辛さを感じる度合いは人それぞれ、
辛いの?辛くないの?
と何度も何度も試作や試食を繰り返すのは結構楽しかったです。
「辛々ハバネロビスコッティ」まもなく販売を予定してます。
今回はお試しの限定販売ですが、
近い将来「ハバネロビスコッティ」が定番の商品に出来る様頑張ります!
皆さんも色々ご意見よろしくお願いします!