夏恒例のお楽しみ
うちの工房では夏の暑い時期に涼をとるために、昼礼時にスタッフみんなで楽しむかき氷タイムがあります。
3~4年くらい前からでしょうか?
夏の暑さが半端なくなってきて、工房の当時のエアコンの効き具合がイマイチだったこともあり、昼に出勤するスタッフが真っ赤な顔して暑そうに勤務をしているのを見るに見かねて、「かき氷でなんとか体の中から日涼んでもらおう!」というのが始まりです。
今ではお楽しみの夏の恒例行事となっています。
その楽しみの理由の一つが「手作りのシロップ」
うちはお菓子屋さんなので、当然の事ながら市販のシロップは買いません。
工房にある素材を使って毎年私がお好みのシロップを作っています。
今年は、去年の冬に仕込んでおいた柚子ジャムと新生姜で作ったシロップを合わせて「柚子ジンジャーシロップ」と、
先月畑で落ちてしまっていた完熟梅で作った黒糖梅ジャムに数年前に仕込んだ梅酒を加えて「黒糖梅シロップ」
あと毎年作っている「手作り練乳」
新人スタッフの間ではベテランスタッフから聞いたようで「噂のリサさんの練乳」ですね、と言われました。
特にこれと言って特別な材料や作り方ではないのですが、市販のものよりもサラッとして後味が良い様です。
過去には、販売しているジャムを使ってソースにアレンジしたものや、ベリーを漬け込んだフルーツビネガー、ハーブシロップ、などなど、
思いかえしてみると結構な種類のかき氷ソースを作ってきたな~。
作っているソースは基本的に甘すぎず、素材の風味を生かして、ちょっと大人味、な感じに作っています。
こんなかき氷シロップって市販ではあまり売っていないのかな?
スタッフが毎年楽しみにしているように、もしかしてお客さまもこんなシロップがあったら嬉しいのかな?
かき氷を食べながらスタッフとそんな話になって、
「じゃあ来年は自家製かき氷シロップの販売をやろうか!」
「いや、うちはビスコッティ屋なのにありなんですかね???」
アイスやソフトクリームとは相性の良いビスコッティですが、水っぽいかき氷とは全くもって相性が悪いです。
でも「かき氷シロップ」なんだか面白そう?
もしかして来年?再来年?には「かき氷シロップ」を販売してるかもしれませんね。
今年のかき氷タイムの様子
市販のシロップは全く使わない訳ではないのです。ソルティライチの濃縮液はかき氷にオススメです。頂き物のこだわりシロップも美味しくいただいています。
過去のかき氷タイムから(ジャムを使ったかき氷ソースと、噂のリサさんの練乳です)
過去のかき氷タイムから(カラフルなソースは気分も上がりますね)