奇跡のスコーン?

先日、友人との会話の中でスコーンのお取り寄せが話題にのぼったのですが、
話をしているうちに無性にスコーンが食べたくなってしまいました。
もちろん人気店のスコーンは魅力的なのですが、やはり食べたいものは自分で作る派なので自分好みのスコーンを作ることにしました。
スコーンの材料や作り方はいたってシンプルなのですが、誰でも簡単に作れる?と思われるかもしれませんがそう簡単ではないのです。
なんでしょうね、加減というか、感覚というか、作り手の人柄が出てしまうのでしょうかね?
私が作るスコーンはイギリスのアフタヌーンティで食べるものを基本にしたもの。
素材感と口当たりの良さを重視しています。
若い頃イギリスに滞在していて食べたスコーンが忘れられず、今でも年に1回は自分で作って食べるお菓子です。
自分で作るようになったのは、売っているものではあのイギリスで食べたスコーンのような味に出会えなかったからかな。
今回は、去年収穫した自家栽培小麦があったので、その全粒粉を合わせて使って作ってみました。
全粒粉の入ったお菓子やパンって、粉の総量に対して10~30%程度しか入れないが普通だと思います。全粒粉が多く入ると生地のまとまりもよくないし、口当たりもザラザラしてしまうし、ふくらみも悪かったり、難点も多いのですよね。
でも今回は全粒粉の味をしっかり出したかったので思い切って粉の半量を全粒粉にしてみました。
(全粒粉、薄力粉などの粉類に細かく刻んだバターを入れます)
焼きあがったものを自分で食べてみたら…ちょっと驚きのおいしさでした!
今まで作っていたスコーンと全然違う!
粉の香ばしさがとても引き立っていて、粉のうまみも感じられる、バターのミルキー感も強く感じられて、噛むと歯切れがよく、スコーン特有のパサついた感じもない、程よく効いた塩味が粉の味わいを引き立てている!!!
なんだろう、このおいしさは?
今までと同じように作ったつもりだったのに…
違うものはと言えば自家栽培全粒粉でしょうか?
だとしたら、今回作るスコーンは奇跡のスコーンですね。
小麦栽培は素人なので、同じような小麦を作れる保証はありません。
今ある小麦がなくなったらもう作れないかもしれません。
という奇跡のスコーンを皆様にも味わってもらいたいので、少しだけですが販売することにしました。