焼いてませんが、何か?
11月に「夜おやつ」としてお酒に合うビスコッティをセット販売しましたが、その時の+oneとしてフルーツサラミをサービスで付けました。
「フルーツサラミ」って???
一般的には「フィグログ」と言ってイチジクなどのドライフルーツを筒状にまとめたものです。
私はこのフィグログが大好きで、寒い季節にはお酒のおつまみとして常に常備しているほどです。
そして、ちょっとゆったりお酒を飲める時には薄くスライスしてちょっとずつ齧りながら楽しむのです。
もちろん1人酒の時にも食べちゃいますが、数人集まってお酒を飲むようなにぎやかな時には、
チーズやクラッカーと一緒にお皿に並べて食後の余韻の時間を楽しむのに超おススメです。
先日スタッフにこの「フィグログ」って焼いてあるんですか?
と聞かれました。
なんと!「フィグログ」は焼いていません。
加熱一切なしの Raw sweets なのです!
焼菓子屋の看板を掲げている私が作るものは焼菓子だろうという印象が強いのでしょうね。
一般には「フィグログ」という名称が知れ渡っていますが、これって英語名称だよね~。
ビスコッティ屋さんとしてはイタリア語の名称の方がいいよね~。
って事で、イタリア語の「Registro di fico (イチジクのサラミ)」のfico(イチジク)の部分だけ頂いて
「ココユタfico」と名付けました。
名前にも入っているように「ココユタfico」はほとんどイチジクでできています。
ココユタでは、ドライイチジクをはじめ、プルーン、レーズン、ドライアップル、ドライストロベリー…
その時あるドライフルーツを色々合わせて作っています。
こんなに色々なドライフルーツが入っているのも日頃ドライフルーツをたくさんビスコッティに使っているココユタならでは!
時には自家製のピールなども入ったりして、他のお店のとは一味違うものになっています。
でも作り方はいたってシンプル。
材料は、イチジクをはじめ色々なドライフルーツとハチミツとスパイス
それらの一部をフードカッターでペースト状にします。
このくらいネバネバになるくらい!はっきりいって扱いずらいです!
細かく刻んでおいた残りのドライフルーツとハチミツとスパイスを合わせます。
適量をラップの上に広げながらクルミを巻き込みながら成型します。
目指すはサラミの形。この状態で冷蔵庫で1週間ほど寝かせて落ち着かせます。
あんなにネバネバだった生地は冷蔵庫で時間が経てばしっかり固まってサラミのようにスライスできます。
こんな感じで作っています。
焼いていないお菓子「ココユタfico」
これから集まりなど増えるシーズンにおつまみの一品としていかがですか?