ほったらかしだけど頑張ってます!
ほったらかし栽培で育てている畑の紅玉りんごが今年はたくさん実をつけてくれました。
苗木を植えてからかれこれ10年以上になるでしょうかね?
今までも少量ながら収穫はできていたのですが、何かを仕込めるほどたくさん実をつけたのは今年が初めて。
嬉しかったので今までりんごについて書いた日記を振り返ってみました。
2010年6月初めて花を咲かせました。
2010年9月台風で実が落ちてしまった。
2010年10月初めての収穫は4個
2010年10月りんごジャムを作りました
2011年9月りんごの木が折れてしまった
2015年9月りんごの木復活(ドライアップルを作る)
途中、木が折れてしまったという大きなアクシデントにも耐えて、ここまで大きく立派に育ってくれた事に感謝です。
苗木を買って畑に植えた当初は、いっぱい実がなってお菓子の材料にでもできれば最高だなぁ~なんて思っていたのですが、
10年以上もたって本当にそうなってくれたことに感激せずにはいられません。
特に手をかけてやる訳でもなく本当にほったらかしだったのに、よく頑張ってくれた!
「ありがとう、りんご!」
先日ちょうど「奇跡のリンゴ」という映画を観ました。
絶対に不可能と言われた無農薬リンゴの栽培に成功し、“奇跡のリンゴ”として大きな話題を集めた青森のリンゴ農家・木村秋則さんの実話を映画化したお話です。
りんごの栽培の難しさなんて全然知らなかった。
ただ苗を植えて実がなったら嬉しいなぁ~、な~んて安易な気持ちで植えたりんご。
無農薬で育てるにはただならぬ苦労が必要なんだなぁと映画をみて感じました。
そんな農家さんの苦労も知らず、実がなればラッキーってな感覚で育てていたので、
草むしりやら、剪定やら、肥料をあげたり、受粉したり、なぁ~んにもしていません。
それがむしろ良かったのか、おかげさまで無農薬でほったらかしでもそれなりのリンゴができるようになりました。
アンズや金柑の木に挟まれながらも負けじと頑張るリンゴの木
一度根元から折れてしまったので幹はまだひょうろりとしてそんなに太くないです。
地面は草ボーボー
ちょっと小ぶりだけど、結構立派じゃない?
そして、リンゴの出来のほうはというと…
味は紅玉らしい酸っぱさがあってなかなか良いのですが、とにかく水分が少ない。
食べたら汁が滴るジューシーなリンゴからはほど遠い。
これでは生で食べるのはおススメできないなぁ。
火を入れて色々加工したほうが美味しく食べられそう。
今年は数も結構あったのでジャムを作っています。
自分用のおやつにリンゴのケーキも焼いてみたりしています。
ビスコッティにも入れてみようと今ドライアップルを仕込んでいます。
ううう~!たくさん収穫できるって楽しいなぁ~。
あれこれ形を変えて皆さんに食べてもらえたらと思っています。
これからもこのリンゴの木がほったらかしでも元気にすくすく育って
たくさん実をつけてくれますように!