お仕事紹介ー製造部門その②(スタッフ募集中!)
昨年12月に紹介させていただいた「お仕事紹介ー製造部門その①」
の続きの話です。
【午後にはビスコッティの仕込みの作業】です。
翌日に焼く分の予定表をもとに生地を仕込んでいきます。
ビスコッティの種類によってそれぞれ生地の配合が微妙に違うので、
間違わないように、分かりやすいように、自分専用の配合表を作っているスタッフもいます。
まずは具材となるナッツやドライフルーツをそれぞれ計量します。
ビスコッティの種類を言われたらなんの材料を使っているかしっかり頭に叩き込んでおかないと
準備するのに時間がかかったり、入れ忘れをしてしまったり、材料を取り違えたりしてしまうから注意が必要!
うちのビスコッティの主な材料は、
薄力粉、ビートグラニュー糖、塩、ベーキングパウダー、卵、
この5種類です。
どの種類のビスコッティでもこの材料がベースになっています。
但し、分量はそれぞれ微妙に変えています。
なぜかって?
具材が違うと焼いた時の焼きあがり感がそれぞれ違ってきてしまいます。
大きさとか、食感とか…
それらをどれも同じ感じに仕上げたくて微妙に配合を微調整しているのです。
どれくらいって?
本当に本当にちょっとです。
1gとか2gとか。
でもそれだけで焼き上がりが全然違ってくるんですよね。
種類ごとに微妙に配合が違うのもそうだけど、
季節ごとに環境によって焼きあがり感が違ってしまう時にも調整で配合を微妙に変えています。
冬の乾燥がひどい時や、梅雨時期で湿気がひどい時が特にそうです。
パンの生地ほどではないけれど、お菓子の生地も生き物って感じでその時その時で機嫌を伺うように様子を見てあげないとうまく焼けないんですよね~。
この微調整の連携作業は午前中の焼きの作業をするスタッフと相談しながら配合を決めていっています。
基本材料の薄力粉、ビートグラニュー糖、塩、ベーキングパウダー、をボウルに篩い入れて
溶きほぐした卵を少しづつ加えながら切り混ぜていきます。
ポロポロのそぼろ状の生地が段々大きな粒になってきて、最後は具材を入れてさっくり合わせて手でまとめます。
言葉で説明すると簡単そうですが、卵の加え加減、切り混ぜ方、生地の水分のバラツキ、具材のバラツキ、
など気を付けるポイントは無限大!
そして多分思ったよりも重労働です。
うちの仕事で一番の力仕事です。
生地仕込みの仕事は地味で難しくて体力的にもキビシイ!
だけどビスコッティ屋として毎日営業を行っている当店の縁の下の力持ち的存在なんですよ。
午前、午後の作業共に、空いた隙間の時間で材料の仕込みをしています。
午後の仕込みですぐに使えるようにね。
仕込みの素材は色々。
写真はローストしたクルミの刻み。
他には、アーモンド、カシュナッツ、ドライフルーツ、黒砂糖、など刻んだり、
レーズンについてるごみや枝を取り除いたり、
桜の葉の塩漬けを乾燥させてパウダーを作ったり、
ピーナッツバターを仕込んだり、
結構な量の刻みものなどしたりするので包丁の使い方の訓練になりますね。
家で切る量とは本当に段違いですよ。
こんな作業も隙間の時間にたくさんこなしてもらえると助かりますね。
現在製造スタッフを募集中!
こんな製造の仕事を一緒にしてくれる仲間を募集中です。
以下の条件で我こそは!と思う方は是非ご応募下さい。
メールにてご連絡下さい。
【勤務条件】
9:00~18:00(うち4時間以上、通し勤務歓迎)週3日以上
待遇はパートとして採用、社員への登用あり
時給1,012円以上、昇給あり、交通費支給(当社規定により)
経験者優遇
その他ご質問があればメールにてお問合せ下さい。