今年はりんごがたくさんなったので
畑で育てている紅玉りんご、今年はたくさん実をつけてくれました。
たんさんと言っても、まあ十数個なんですけどね(;^_^A
この紅玉りんごの木は、もうずいぶん前から育てていますが、完全無農薬なせいか実がなかなかなりません。
なっても虫に食われたり、腐ってしまったり、台風シーズンに落ちてしまったり…
ここ数年は数個しか実が取れないという事が続いていました。
だから今年久しぶりに10個以上の実が取れたのは大感激なんです!
こんなに取れたのなら、こりゃ~ジャムを作らなくては!となったのです。
ジャムにする前に、まずは生で食べてみました。
う、う~ん(-_-;)、実が硬い?水分少なすぎ?味も少し弱い?
たくさんなって大喜びしていました、それと美味しさは別物です。
生で食べるにはお世辞にも美味しいとは言い難い味でした。
以前たくさんなった時には小ぶりで水分は少な目だったけれど酸味があってしっかりしたりんごの味だったんだけどなぁ~、今年のはそれに比べるとイマイチかもしれない。
でもせっかくたくさんなったりんごを無駄にする訳にはいかない。
そこで私が下した決断は…
りんごを煮込む時に水分とりんごジュースを加えて長時間煮込むこと。
水分が少なくて硬いりんごは普通に煮込んでもジャムにはなりません。
長時間じっくり煮込むためには水分が必要。
通常のジャム作りは果実と砂糖のみで煮詰めているので水は絶対に加えないのですが、おいしいジャムを作るためにはそんな事は言ってられません。
長時間煮込むための水分としての水、そして味の物足りなさを補うりんごジュースを加えて煮詰めめていきました。
いつもならば加えない水とジュース、でもこれはカサ増しするためのものではありあません。
どちらも長時間煮詰めて水分を飛ばした状態なので、出来上がりのジャムの重量は元々のりんごと砂糖の重さと同じくらいでした。
自分でもどうしようかと悩むくらい果実と砂糖以外のものを入れてジャムを作ったのは、やはり美味しいジャムを作りたかったから。
数年に一度しか取れない奇跡のようなりんごで作るジャムをおいしく楽しんでもらいたかったから。
そんな想いで作った『紅玉りんごジャム』
是非食べて頂けたら嬉しいです。
アップルパイが好きな私。
デニッシュ系のパンをサクサクにトーストした上にりんごジャムをたっぷりのせて食べるとアップルパイ風になるよ。
アツアツにバニラアイスを添えればなんて豪華なデザートなんでしょう!
是非お試し下さい。