緑のルバーブ
畑のルバーブの収穫がボチボチ始まっています。
ルバーブ聞いて、真っ赤なジャムやパイのフィリングを想像する方もいらっしゃるかしら…
ごめんなさい、うちのルバーブは緑色です。
どうしても赤くは育ってくれず、ほぼ緑色で見た目はまるで野菜のフキのようなんです。
品種が違うのかなあ?と思って種を買い変えたりもしたのだけど、やっぱり赤くはなってくれませんでした。
どうやら品種ではなく環境のせいで赤くならないようですね。
そうと分かったら赤いイメージはもう捨てました。
ほぼ緑のルバーブとは言え、根元の方にはほんのり赤い色素が入っているます。
それらを一緒にジャムにすると緑と赤が混ざって何とも言えない茶色いジャムが出来上がってしましいます。
だからルバーブ単体でジャムを作るときにはなるべく緑の部分だけを選別して作っています。
そうするとジャムもきれいな緑色になるんです。
目標は透き通った翡翠色です。
でもまあ実際は鶯色といった所でしょうか…。
緑色のジャムなんて他にはあまりなくて、ぱっと見「美味しいの?」なんて思ってしまうかもしれませんが、
これがどうしてなかなか、爽やかでとっても美味しいんです。
しいて言えば、食感や味があんずジャムに似ているでしょうか。
ほら、イメージ出来てきたでしょうか?
ルバーブの赤い色素が入っている部分は、色が悪くなってしまうので単体では使えません。
そこで、ラズベリーやブルーベリーなど色の濃い果物と合わせてジャムにしています。
ラズベリーの赤やブルーベリーの紫と合わせてしまうとルバーブの緑はすんなり溶け込んでしまいます。
更に、味はベリーの酸味を抑えてマイルドに、食感もトロリとして口当たりよく、いいことづくめなんですよ。
現在は、
が販売中。
もう少ししたら、
『ブルーベリー&ルバーブジャム』
も販売する予定です。
まだルバーブを食べたことがないという方、是非ルバーブを味わってみてほしいです。